週に1本は、映画を観る時間を確保したい。
最近、改めてそう思います。
映画から学ぶことは多いし、
なにより、こころを動かすということが大切。
切なくて、涙を流したり。
可笑しくて、わらったり。
そうやって、感情を動かすと、
人のこともよくわかってくる。
20代の頃は意識しなくても、
金曜日の夜になると、映画を観ていた。
きっと、ヒマだったのだ。
ポテトチップスやポップコーンを買って、
ジャンクフード片手に映画を観るのが楽しかった。
そうだ、また映画を観よう。
・・・
今夜観たのは、『天使のくれた時間』
本当は、ニコラス・ケイジは好きじゃない。
だって、かっこよくないもの(笑)
でも、huluで検索すると、
★マークがたくさん付いていたから、観てみました。
17年も前の映画。
まだ、高校生だった頃に公開されたもの。
映像は時代を感じさせるし、
テーマも現代の課題とは少しずれているけれど、
ウォールストリートで仕事だけを追いかけてきた男に、
家族の愛とあたたかさを教えてくれる、ストーリー。
・・・
過去に置いてきた気持ちを、
もし取り戻せるとしたら、
どうするだろう。
勇気を持って、
やっぱり一緒に居ようって、言えるかな。
お互い、仕事人間が、
いざ家族になろうとしたら、
どうなっちゃうんだろう。
2人とも逃げずに、
向き合うことができるだろうか。
いい大人が、
そんなことで悩んでしまう(笑)
・・・
この世でもし、一緒になれなくても、
生まれ変わったら絶対にまためぐり合うと、
信じてやまない人がいる。
彼とは10年前に出会って、
今でもごはんを食べに行ったり、
コーヒーを飲んだり、
最近では、たまたま同じジムに通っている。
私たちはいつもタイミングが合わなくて、
近づいたり、遠のいたりしている。
そしていま、また、
近づいているサイクル。
これは、なんだろうな。
お互いに、もう、いいんじゃないって、
思っているような、
ずっと、このままのような。
とてもルールが多い人で、
他人と一緒に生活を始められるかどうかは、
彼次第なのだ。
どうしたら、ニコラス・ケイジ演じる主人公のように、
やっぱり家族でいたいって、思えるのかな。
私の愛が、足りていないのかな。
もっと、
安心する気持ちで包んであげたらいいのかな。
・・・
3.11の翌年にお父さんを亡くして、
昨年、お母さんも亡くなった。
お姉さんはいるけど、
誰もいなくなった仙台の実家の空気を入れ替えに、
週末は新幹線で仙台に帰っている。
何を想って、家に向かい、
何を想って、また家を後にするのか。
もっと彼の優しい気持ちに、寄り添ってあげたいな。
あ〜、涙ぽろぽろ。
やっぱり映画はいいね。