恋するように生きる、LIFE SHIFT

自分だけの人生を豊かに紡ぐコミュニケーション術

これも原因と結果の法則?すべてがスムーズに行く時とそうでない時の違い

今住んでいる部屋が、8月で更新を迎えるので、

そのタイミングに合わせて引越を考えていました。

 

相手をコントロールしようと思うと上手くいかない

昨日、今日と2日間に渡って、

仲介業者2社に物件の内覧を依頼しました。

 

私は、物件を見る時は、

必ず、駅から実際に歩いて、

所要時間や周辺環境を知りたいので、

待ち合わせは「現地集合」でお願いをしました。

 

C社からの回答は

「現地でのお待ち合わせも可能となりますので、

 現地にてお待ちしております。」

 

T社からの回答は

「現地でのお待ち合わせはできません。

 まずは店舗にお越しいただいております。」

 

この時点で、

T社に対して、

少しネガティブな印象を持ちました。

 

現地の待ち合わせがNGな理由は何なのでしょうか。

きっと、T社の必勝パターンのオペレーションが

あるのでしょうが、それは自分都合であって、

顧客をコントロールしていることになりますよね。

 

それを察知した私は、

「なんだか、いやだな。」と感じました。

 

まずは相手のニーズを満たすこと

C社との待ち合わせは予定通り、現地で。

待ち合わせ場所には、かわいくて若い女性の担当者さんが

待ってくれていました。

 

若くても、きっちりと対応してくれます。

 

とにもかくにも、まずは中を見せてくれて、

「ここはいいね!ここは気になる!」と

私は自分の感じたことを全て言葉に出していきました。

 

それを聞いて、担当のかわいいお姉さんは、

私が引っ越すための条件を、

より自然な形で聞き出すことに成功しています。

 

一方で、T社との待ち合わせは、まずは店舗で。

先にアンケートを書かされました。

 

可能な範囲でご記入ください、と言われたのに、

未記入の部分はヒアリングが入ります。

 

そもそも、関係性が築けていない人に、

あまり話したくないことって、あります。

 

先にあれこれ聞かれることに、

ストレスを感じました。

 

そして、見たい物件を見る前に、

「これはどうですか?こっちもどうですか?」と、

TOO MUCH!な程の情報を見せられました。

 

(あのさ、見たいものを見せてくれればいいんだけど…)

 

そう思いながら、私は、

「お腹いっぱいです。3つに絞りましょう。」

と言って、印刷された沢山の間取り図を

仕分けしていきました。

 

物件を見たいと言っている人に、まずは見せる。

 

相手のニーズを先に満たすことで、

どれだけコトがスムーズに進むのか、という事を体験しました。

 

そして、相手のニーズを満たさないうちに、

自分都合でモノゴトを運ぼうとし、

相手(顧客)をコントロールしようとすることが、

どれだけストレスを与えるか、という事を体験しました。

 

最終的に実を結んだのは…

C社のかわいい担当者さんと、

2つの物件を見ましたが、

決定打に欠けました。

 

いったん店舗に戻って、

他の部屋の間取り図を出してくれます。

 

その中で、1つだけ気になったものが

あったので、そこを見に行くことにしました。

 

駅から徒歩2分。

内装もキレイに整っています。

 

天井が高いので、広く感じますし、

6階という高さから、

太陽の光が存分に入ってきて、

気持ちの良い部屋でした。

 

(ここ、いいなぁ…)

 

でも、家賃に関して、

予算オーバーでした。

 

「家賃交渉って、する余地ありますか?」

 

ダイレクトに聞いてみました。

 

6月というと、

いったん引越しのピークは過ぎています。

 

次のピークは9月。

 

この時期に2部屋空いているのは、

大家さんとしても、

課題と感じているかも知れません、との事。

 

実際に引越しするとなると、

入居時期も1ヶ月後がいい。

 

かわいいお姉さんに、

家賃と入居時期について、

交渉を前提に申し込みたいとお願いしました。

 

決断を後押しした、もう1つの要因

私が申し込みを決めた、

もう1つの外的要因がありました。

 

それは、私の直後に、

その物件の内覧を予定している人が居て、

既に、その物件に向かっているとの

電話が入ったことでした。

 

(その人が申し込んだら、アウトだなぁ〜。)

 

時間の制限が発生したことが、

私の決断を後押ししたのです。

 

部屋を出て、店舗に戻る途中に、

私が申し込みを決めた物件に向かう、

他のお客様とその担当者の方が、

すれ違いました。

 

かわいいお姉さんは、

「どうしようかなぁ…」とつぶやいた後、

すれ違いざまにさっと鍵を手渡し、

 

私が申し込みを決めたことを

そのお客様に分からないように

耳打ちしてくれました。

 

流れが悪い時は、本当に悪い

私にTOO MUCH !な量の

間取り図を出してくれたT社の担当者さん。

 

いつまでも、

もっといい物件を!と探してくれていたので、

私はこう言いました。

 

「今日は12時にここを出ないといけません。」

 

10時に店舗に来て、

もうすぐ1時間が経とうとしていたので、

そう伝えました。

 

3件に絞った物件について、

念のために、既に申し込みが入ってないか、

確認の電話をすると、席を外しました。

 

…戻ってくると、まさかの報告!

 

T社「今日は害虫駆除が入っていて、

物件をご覧いただくことが出来ません。」

 

私「え?!

昨日、そちらが私に電話してきて、

この予約を取ったんですよ。

しかも、

昨日今日とで内覧の予約が入っているから、

早めが良いと言うのでわざわざ来たんです。」

 

T社「申し訳ありません。

以前お住まいの方が、虫の発生が理由で

退去されたということもあって、

今日、巣から取り除くとのことです。」

 

(いやいや、昨日調べなさいよ…)

 

(ていうか、虫が出るのか…)

 

私「スミマセン、結構です。

無かったことにしてください。」

 

T社「お帰りになりますか?」

 

私「はい、わざわざ時間を取って、

見に来たんです。

先ほど出してもらった他の物件は、

あくまで比較検討のためです。」

 

結局、私はT社とは、

ひとつも物件を見ずに、お店を後にしました。

 

(ご縁が無いとは、こういうことだなぁ〜)

 

T社の対応に、

それほど腹を立てた訳ではありません。

 

営業として、

当たり前の下準備をしていないことは、

腹を立てるまでもなく、

お付き合いできません。

 

でも、

こういった形で、

予め、虫が発生する物件であることが

分かったので、

私は本当にラッキーだな、と振り返りました。

 

起こるべくして起きたアクシデントでした。

 

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交渉のその後…

家賃交渉と入居日交渉については、

どちらも、

こちら側の意向に沿う結果となりました。

 

あえて、管理会社の担当者と、

仲の良いスタッフを介して、

交渉してくれたとの事でした。

 

その場で審査が通り、

さらには、

連帯保証人への連絡もその場で着き、

そのまま、無事契約となりました。

 

次の日、

引越し業者への見積りも、

当初の言い値から値下げ交渉が成立し、

その電話で依頼が成り立ちました。

 

この流れは、完璧でした✨

 

うまく流れる時は流れる。

 

だめな時はトコトンだめ。

 

そんなことを体験した、出来事でした。

 

自分に正直になること

どのタイミングにおいても、

自分が感じることに、正直になること。

 

おかしいな、と思ったことには

おかしい!と言うこと。

その時点でジャッジすること。

 

いいな、と思ったことは、いい。

そのことをきちんと評価すること。

 

それが大事だったと思います。

 

起こるべくして、起こること。

 

あなたは、何を引き起こしたいでしょうか。

 

そのために、どんなプロセスを辿る必要があるでしょうか(^^)?

 

立ち止まって、考えてみるといいかも知れません…✨