恋するように生きる、LIFE SHIFT

自分だけの人生を豊かに紡ぐコミュニケーション術

上司や先輩と最高のパートナーになる方法

みなさんの周りには、

自分に対して

本音でフィードバックをしてくれる人が、

どれくらい、いらっしゃるでしょうか?

 

f:id:koisurulifeshift:20170707213108j:image Photo by Takahiro Konishi ( HP:Takahiro Konishi WEBSITE )

上司でさえ、本音でフィードバックしてくれない

最近は、

部下に対してとても気を遣って、

”優しい上司”である方が多いのではないでしょうか。

 

「(あぁ、もったいないな)」

「(もうちょっと、がんばれよ)」

「(仕事、進んでんのかな?)」

 

色々、思うことがあっても、

それをちゃんと声に出して、

正面からフィードバックしてくれる人って、

減ってきているのではないかと思います。

 

それで、いざ査定の時期になると、

形式上、フィードバックをしなくてはいけないから、

「もっとこうしたらいいよ」って、伝えてくれる。

 

でも、それって、

「期中に言ってくれませんか?」っていう話。

 

モッタイナイですよね。

 

 

だから、自分からフィードバックを取りに行く!

上司が部下に、

「フィードバックをしない・できない」

というのは、誰のための行動でしょうか?

 

上司自身の保身のため…ですよね。

 

・嫌われたくない

・モチベーションが下がるかも知れない

パワハラだと思われたくない

 

こうやって、

先人の智慧が引き継がれていかないというのは、

やっぱり、モッタイナイですよね。

 

だとしたら、

私たちは、どうやって成長していったら

いいでしょうか?

 

それは…

自らフィードバックを取りに行く、

しかありません。

 

「すみません、

仕事がここまでは進んでいるのですが、

何かお気づきの点はありませんか?」

 

「本当はこうしたらいいのになって、

思っていらっしゃることがあれば、

リアルタイムにアドバイスいただけませんか?」

 

私はこうやって、聞いてみました。

自分が成長するために、です。

 

自分自身が設定した目標に対して、

到達できない、あと少しの部分を、

きちんとキャッチアップするために。

 

そして、

 

さらに前進していくための、

新たな道を切り開くために。

 

耳が痛いと思うことであっても、

自ら聞きに行くっていうことが大切です。

 

属人的なノウハウって、

やっぱりあります。

 

自分で動いて、

失敗して学ぶことも多いけれど、

誰かが成功しているのであれば、

それを先に教えてもらう方が早い。

 

皆さんも、そうではないでしょうか?

 

フィードバックは最高の宝物!

私の師匠である、マイケル・ボルダック氏は

教え子たちに、こう言います。

 

「失敗はない、フィードバックだけだ。」

そして、

「フィードバックは宝だ。」

 

ネガティブな感情を感じた時や、

モノゴトが上手く進まない時、

そこには必ず、

何らかのフィードバックがあるはずです。

 

アンテナを張る必要があります。

 

「あれ?うまくいかないな。

ここにヒントがあるはず!」

 

「あぁ、いやだ、これはやりたくない。

ん?待てよ?

なんでそんな風に感じるのかな?」

 

アンテナを張って、

自分が受け取るべきフィードバックを、

正しく解釈し、受け取り、

更なる改善の糸口が見えてくるならば、

それって、宝物だよね、ということです。

 

だから、

フィードバックを受け取る瞬間は、

少し、心がチクってするんだけど、

ちゃんと受け取ることが大切です。

 

フィードバックを受けたら即行動!

具体的なフィードバックを受け取ったら、

すぐに行動あるのみです。

 

フィードバックを与えた側は、

その後を、きちんと見てくれています。

 

そして、受け手がすぐに行動したら、

「言って良かった!」

「言えば伸びるんだ!」と、

実感することができるので、

かわいがってくれるようになります。

 

つまり、積極的に

成長の手助けをしてくれるようになるのです。

 

私も、自分でもらいに行っておきながら、

「あぁ、そんな風に思っていたんだ。」と

一瞬思ってしまいます。

 

でも、すぐに、

「くっそ〜!やってやるぅ〜。」と

なるわけです。

 

あえて、

そういった感情をうまく使って、

自分を動機づけをすると言っても良いかも知れません。

 

人それぞれではありますが、

私は少なからず、「悔しい」という感情が

大きな動機になることがあります。

 

そういった自分の癖を知っておくと、

あえて、そうする。ということができるわけです。

 

過去にモチベーションを感じた時、何が起きた?

過去に、大きくモチベーションを感じた時を

思い出してみてください。

 

どんなことが起きたでしょうか?

 

私のように「悔しい!」と思えるような

エピソードがあったでしょうか?

 

それとも、「人に喜んでもらえて嬉しい!」

と思えるような出来事だったでしょうか。

 

一つひとつの出来事をどんどん細分化し、

そして、一般化しながらフローチャートを作っていくと、

自分が動機づけされるメカニズムを

理解することができます。

 

何か、

特定の音楽を聴いているかも知れません。

 

あるいは、

歩く速度が早くなっていたかも知れません。

 

胸を張るなど、

姿勢が変わっていたかも知れません。

 

面白いことに、

その行動を再現するだけで、

自然とモチベーションが上がる、

ということが起きます。

 

自分がどんな時に、

どんな感情を感じ、

そして行動に結びついているのか、

ぜひ、自分で観察してみてください。

 

自分にも本音で向き合う。

上司・先輩にも本音で向き合う。

 

家族や友人でも同じです。

 

そうやって、お互いに成長し合えたら、

最高の仲間、

最高のパートナーになれると思いませんか??