恋するように生きる、LIFE SHIFT

自分だけの人生を豊かに紡ぐコミュニケーション術

流れの悪い会議を軌道修正させるコツ♡

今日は、ある重要なミーティングがありました。

ひとつの大きなミッションを果たすために、

パートナーとして組む、お取引先サマを選定する場です。

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意志を持った、チャレンジングな選択

いくつか選択肢がある中で、

私たちが選んだパートナーは今まで取引実績のない相手で、

なかなかチャレンジングな選択でした。

 

やってみなければ分からない、

でも、これをやってみるなら、こっちでしょ!

 

そう、考えました。

 

リスクを嫌う人は、

今まで通り、同じくらいのコストをかけて、

少なくとも同じくらいの結果を得ることを

選ぶかも知れません。

 

そんな選択肢もありましたが、

それではそもそもの目的を果たすことができなかったので、

私たちは、チャレンジングな道を選択しました。

 

 

遅れて参加した時に感じた不穏な空気

重要なミーティングであるにも関わらず、

1日に4件もアポイントを入れてしまった私は、

そのミーティングに15分遅れて参加することになりました。

 

実際に当事者として動くメンバーの中では、

事前のディスカッションで結論が出ていたので、

あとは上長に承諾を得るという、というステージ。

 

外出先から急いで帰り、

大汗をかいたまま15分遅れでテーブルにつくと、

何やら嫌な感じがしました。

 

すんなり承諾を得られるとも思っていませんでしたが、

提案側のメンバーは、やや押され気味で、

 

居なかった15分の間に何が話されたか分からない私にも、

やや説得力に欠けている状態が見えました。

 

少しずつ話されている情報を整理しながら、

やっと議論に追いついてきました。

 

 

フレーム(枠組み)を設定することの重要性

何か会議をする時や商談の場では、

予め、フレーム(枠組み)を設定する、ということが

とても機能します。

 

恐らく、

当たり前のようにされていると思いますが、

 

例えば会議の冒頭に、

「今日の会議の目的は●●で、ゴールは▲▲です。」

といったように、

 

その場の“目的”と“ゴール”を

予め参加者全員に伝えておく、ということを

されている方は多いのではないでしょうか。

 

途中から参加した、そのミーティングでは、

みんなの発言がバラバラ

立場もバラバラのように見えました。

 

ビジネスシーンにおいて、

ほとんど確実な正解がない場合には、

 

何を一番の目的にするのか、

それを叶えるツールで費用対効果が良いものは何か?

 

その視点で決めるしかありません。

 

今日の場では、「何を一番の目的にするのか」という

セットがされないままに議論がなされていたのです。

 

 

その場をコントロールできる者

バラバラになっていた議論を整理するために、

「そもそも今回のパートナーを選定するにあたっての条件は…」と、

議論のフレーム(枠組み)をセットし直しました。

 

すると、絡み合っていた主張が段々と同じ方向に寄っていき、

「だったら、これだよね!」と落ち着かせることができました。

 

100%問題なし!という訳にはいかなかったので、

いくつかの懸念事項をクリアにする必要性はありますが、

大筋では承諾を得ることができました。

 

NLPプラクティショナーの先輩でもある私の上司が、

ある時、言いました。

 

「不思議なことに、

みんなMASAKOさんの言うことは聞くよね。」

 

私はその頃、まだNLP神経言語プログラミング)を

今ほどは理解していませんでした。

まだ、勉強途中だったのです。

 

でも、今思えば、

学ぶ前から、無意識に相手の同意を得られるような

コミュニケーションを取っていたのだと思います。

 

当然に、外身のコミュニケーションスキルだけ磨いて、

中身が空っぽ!では全く意味がありませんし、

それではオオカミ少年になっていまいます。

 

実績が伴ってこそ、大きな意味があります。

今回のチャレンジは必ず実を結ばなければいけません。

 

これは、とってもとっても楽しいチャレンジになりそうです。