恋するように生きる、LIFE SHIFT

自分だけの人生を豊かに紡ぐコミュニケーション術

自分の行動を引き起こしているものはなぁに?

6 Human Needsというものがあります。

私たちが行動を起こす時に、

何が欲しくて、その行動を取っているのか?

その行動の原因となる6つのニーズがあるのです。

f:id:koisurulifeshift:20180103220359j:image

6 Human Needs

6. 貢献

5. 成長

4. 愛・繋がり

3. 自己重要感

2. 変化

1. 確実感

 

1.から6.に上がれば上がるほど

高次のニーズになりますが、

どれが良くてどれが悪いということではありません。

 

バランスの問題だし、

シチュエーションに応じて、

入れ替わることもあります。

 

これらのニーズを満たすために、

私たちは普段どんな行動を

取っているのでしょうか?

 

 

“ 確実感 ”を感じるために取っている行動

ぜひ、皆さんも一緒に考えてみてください。

私だったら…

 

・同じ会社で働き続ける

・朝、同じ時間の同じ車両の電車に乗る

・朝、いつもと同じコンビニでコーヒーを買う

・いつも同じお店でランチを取る

・いつも同じ時間に昼食を取る

・得意な仕事を先に着手する

 (苦手なものを後回しにする)

・寝る前の習慣として瞑想をする etc.

 

いつも同じような繰り返しをすることで、

「たしかで間違いがない」状態になります。

これによって、安心感を感じる。

 

これが確実感を満たすための行動です。

良い習慣もあれば、悪い習慣もあるかも知れません。

 

この“ 確実感 ”と対になるのが“ 変化 ”です。

 

 

“ 変化 ”を感じるために取っている行動

同じように洗い出してみましょう。

私だったら…

 

・毎日テイストの違う洋服を着る

・いつも違う席に座る

・なんでもない日に休みを取り出掛ける

・いつも違うお店をリサーチして行く

・3年に一度は異動願いを出す

・年に一度は海外旅行に出る

・2年に一度は引越をする etc.

 

人はいつもいつもずっと同じだと、

飽きてしまうんです。

 

バラエティー豊かな時間を過ごすことで、

人生にスパイスを加えることができる。

 

でも、これが度が過ぎてしまうと、

落ち着かない人になってしまいますね。

 

 

“ 自己重要感 ”を感じるために取っている行動

 次は自己重要感を満たすに何をしているか?です。

私の場合は…

 

・素敵なお店に行ったらSNSにUPする

・いいねの数を確認する

・良い成績を取った時に親に報告をする

・有名人に会ったことを人に話す

・社会的な支援をしたことをアピールする

・優秀な人の近くにいるだけで嬉しい etc.

 

なんとなく、

自己中心的に見えるものもあるかも知れません。

 

でも、これが無さ過ぎると、

人に奉仕しすぎて、自分を大切にすることができず、

自己肯定感を感じられないかも知れませんね。

 

この“ 自己重要感 ”と対になるのが、

“ 愛・つながり ”です。

 

 

“ 愛・つながり ”を感じるために取っている行動

さて、これはどうでしょうか。

私は…

 

・大好きな人と会う時は必ずハグをする

・所属しているコミュニティーの集まりに必ず参加する

・目を見て挨拶をする

・買い物の時は必ず「ありがとうございます」と御礼を言う

SNSでいいねをする時は「超いいね」を押す etc.

 

愛を感じていたい、つながりを感じていたい、

という欲求を満たすために、

小さなことですが、

こんなことをしているかも知れません。

 

これが過剰だと“ 依存 ”に近くなってしまうかも

知れません。

 

 

“ 成長 ”を感じるために取っている行動

これはまた少し質が異なるニーズですね。

私の場合には…

 

・たくさんのセミナーに参加する

・毎年何かの資格を取得する

・ジブン手帳に睡眠記録をつけ評価する

・新たな教材を買う

・ブログを更新する etc.

 

より良い自分になるために、

どんなことをしたら良いのか?

過去の自分よりも成長している自分を

感じるために人は行動をします。

 

以前はもっと沢山出てきたのに、

今日は洗い出しに苦労しました…。

 

“ 成長 ”を感じる必要が

なくなってきているのかも知れません。

 

最後に、“ 成長 ”と対になるのが“ 貢献 ”です。

 

 

“ 貢献 ”を感じるために取っている行動

さて、これはどうでしょうか??

私の場合は…

 

・良い情報があったら仲間にシェアをする

・相手にお願いされなくても気づいたら先にする

・化粧室が汚れていたらキレイにする

・「THE BIG ISSUE」を必ず購入する

・会議や集まりでは率先して発言する etc.

 

誰かの役に立ちたいという想いが“ 貢献 ”です。

自分が気持ち良いからではなく、

別の誰かに喜んでもらうために何かをする。

 

時には、

その価値が伝わらなくとも、

「嫌われる覚悟」をもって“ 貢献 ”する

ということもあるかも知れませんね。

 

これらが、6 Human Needs です。

 

 

自分のニーズに順番をつけるとしたら?

自分の行動を引き起こすための6つのニーズ。

どれが一番、自分の行動の源になっているでしょうか。

 

仮に、1位〜6位まで順番を付けるとしたら、

どうなるでしょうか?

 

たくさん書き出せたもの、

すらすらと出てきたものは、

自分にとって優先順位の高いニーズと言えるでしょう。

 

ここでは正直に、

客観的に評価することが重要です。

 

現時点での私は、こんな感じです。

1位:自己重要感

2位:確実感

3位:愛・つながり

4位:貢献

5位:変化

6位:成長

 

以前の順位とは、全然違いますし、

その時々の環境によって、

コロコロ変わります。

 

そして、自己評価なので、

他者から見たら、

もう少し違うかも知れませんね。

 

少し前までは、“ 貢献 ”や“ 愛・つながり ” が

TOPでしたが、

お金に関するコーチングセッションした後は、

“ 自己重要感 ” がムクムクと出てきていることを

感じています。

 

 

得たい結果を得るために順番を入れ替えるとしたら?

では、このままの優先順位でも、

良いでしょうか?

 

例えば、起業を目指している方で、

“ 確実感 ”の方が“ 変化 ”よりも重要な場合には、

かなり難しいと言われています。

 

“ 確実感 ”を感じながら起業をする道も

あるかも知れませんが、

想定外のことが起きる可能性が高いからです。

 

自分にとって、“ 確実感 ”の方が感じたいのに、

毎日“ 変化 ”だらけだったら、

ストレスを感じてしまいます。

 

では、改めて、

自分の目標やなりたい状態を目指すにあたって、

どんな優先順位が理想的でしょうか?

 

私の場合は、こうなります。

1位:愛・つながり

2位:貢献

3位:成長

4位:自己重要感

5位:変化

6位:確実感

 

もっともっと、

人との関係性を親密にしていきたい。

 

もっともっと、

“つながり”を感じながら、

世界に“貢献”していきたい。

 

自分のコンディショニングを

することを優先して、

時に孤独であることは、

少しもったいないなぁと思います。

 

“ 愛・つながり ”を感じながら、

世界に対して“ 貢献 ”をして、

そして、

自分自身の“ 成長 ”を感じることができる。

 

それが出来たら最高だなぁと思います。

 

 

どんな質問を毎日自分に投げかける?

上位に入れ替えたいニーズが決まったら、

毎日自分に投げかける質問を決めましょう。

 

「今、何をすることで“ 愛・つながり ”を

 感じることができるのか?」

 

仕事の前に、

アポ取りの電話の前に、

商談の前に、

帰宅する前に、

 

いろんな場面でこの質問をしたとしたら、、、

 

その仕事はどんなものになるでしょうか。

その電話・商談ではどんな会話が交わされるでしょうか。

帰宅してからは、家族とどんな時間を過ごすでしょうか。

 

質問の力は偉大です。

 

ぜひ、やってみてくださいね。

 

2年前の私は、

“ 愛・つながり ”が最下位にありました。

 

人は変わるもんなんだなぁ…と、

しみじみ感じています。